東日本大震災、福島原子力発電所での事故は、多くの人にとってどこか遠い存在であった放射線の恐ろしさを、すぐ傍で実感せざるを得ない出来事となりました。
それは、短期的に人々の命を奪うだけでなく、長期的に人々の健康や生活基盤を奪っていくものとなります。

しかし、放射線そのものをゼロにすることはできません。
そもそも自然界のほとんどの物質は微量な放射線を発しています。
また、医療分野では、人の命を守るためのレントゲン撮影や癌の治療に用いられたりもします。
私たちは、放射線＝人体にマイナスを及ぼすものではなく、放射線量を適切にコ ントロールすることで、よりよい生活に向けて
「共存すべきもの」であると考えています。

ウルトラコスモシールドはそういった理念の下開発されました。
第一に優先したのは、「人体、環境に負荷をかけないこと」です。
その次が放射線の遮蔽力（コントロール力）です。
そして最後に意識したのが生活に密着できる ような柔軟性、可変性、耐久性のある素材であることです。
現在開発済みであるのはシート状のものですが、どんなものにも密着する室温硬化型のものやスプレーで吹きかけるものなど
あらゆる生活シーンでの放射線コントロールを実現すべく開発を続けています。

「放射線と共生できる社会を創造する」 それを理念に、人と放射線の架け橋となる素材をこれからも製品を提供していく所存です。